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曇っているが
出かけ~雨降る確率高いが~
ま~いっか~
毎年恒例 和歌山の南部(みなべ)梅林
ただいま見頃と聞いてお出かけしました
2月中は色々イベントもあるですよ
私達はイベントよりも
南高(なんこう)梅の梅林って言うか~
梅畑を走るドライブコースへ毎年行くのです
お天気は曇りですが
雨も上がり
梅の香りも
十分甘い
メジロもみつばちも
忙しそうです
ここは梅畑
走るは
農道
軽トラックならすんなりかもしれませんが
普通車のデッカイのは
スリリングな道です
ゆっくり走って
梅を楽しむのが良いですね~
みなべ町では
南高梅と言う梅が有名
梅干しにしても
皮が薄く果肉はフルーティー
青梅では
香りの良い梅酒が出来
ジャムや御菓子にも使われています
南高梅の花は白
畑には一定間隔で上のようなピンクや赤の梅の花が咲いてます
これは受粉ようなんだそうです
他にも花弁が小さくシベがたくさんあるよな梅の花や黄色っぽいような梅の花も受粉用だそうです
南高梅は南高梅だけで交配していくと梅の実の質がかなり落ちるんだそうです
なので受粉用としてピンクや赤の梅を植えているそうです
すると南高梅の実は美味しいんですって~
でも~あくまで受粉用で、ピンクや赤の梅の実は美味しくもならないそうな~
そうそう
南高梅でもたくさん実の成る木とそうで無い木があったそうで
みなべの梅農家さんはたくさん実を着ける木をさし穂で増やし
今の梅林と呼ばれる梅の畑はみんな1本のたくさん実を着ける枝のさし穂からの木
なんだそうで~それを絶やさぬようさし穂で世代交代させているんですって
おおおお~すんごいお話
でもそんなお話の方が興味津々
あはは
で、ドライブ終了後は梅の販売をされているお店へ直行
何故だか顔を覚えられておりました。。あはは
いつもお邪魔している
ぷらむ工房
ここでお話やら聞けます
梅干しだけでなく~御菓子や梅マヨ、梅塩まであります
お店の方は若いお客さんが来ないので
若者にも梅を普及するべく御菓子やら取っ付きやすいものを販売しているのだそうです
孫は梅干しが嫌いで食べないから買わない
って方も多いんだとか・・・
なので最近は梅干しの販売数がかなり冷え込んでいるんですって~~
家は梅干し消費率多いし~紫蘇梅でないと食わぬ相方なので
こちらで梅狩りをし~10キロ単位で買って漬けてますが。。。あはは~
皆様~日本食には梅干しを
梅干しはみなべの南高梅をお勧めしますですよお~
ここからは
相方「本日の予定終了」
と宣言する程 完了しているので
ナビを目的地に設定して走る
行ったことない園芸店
前の日にメールくれた花友の情報で
行くのです。京都に来たからついでに。あくまでもついでに。
着いた場所は
まつおえんげい
とりあえず~お腹が空いたので
ログハウスのカフェへ
ここで相方。注文した品に引く・・・
私が注文したドリア
それがこちら
こんがり~
あちち~
なのですが
よく見てください
器が植木鉢なんです
受け皿まであるんですが
発想的に面白い
何も直接ドリアが入っているのでないのですが
相方。。。非常に引く
「これは食いもんを入れるのでなく土入れるんやろ~ありえん」
どん引きの相方を前にガッツガッツ食べる私
皆様 引きますか?
ま、ご飯はおいといて
この園芸屋さんには~レアな宿根草に
ヘレボ達が意外と親切な値段で鎮座しておりました
そしてなによりしっかりした薔薇の苗達。それでも
ぇ?ホンマ?なお値段です
そんな中~ヘレボラスのコーナーで立ちつくす
ゴッツイ芽が出てきているチベタヌスも1万円を切るお値段
は、拝見だけで・・・
その横に原種の苗達が3000円を切るお値段で置かれてまして
むむむむ~っと悩む
相方に「欲しかったら買えば?で、どんな花なん?」
「緑で下むいて咲くか横むいて香りがするか~」
「うっわ~地味。葉っぱか花か解らんやん」
おお~~それはそうなんだけども。。。
そうじゃないんだよおおお~~
っと崩れながら。。
ふと見つけました
後方に宿根草の前で立ちつくしている
私に情報くれた花友さんを!居ました!ビックリ~
で、
挨拶そこそこにクリローのコーナーへ引っ張っていき
「これ買いでしょうかね?」って聞いている私~
こちらの花友さん、昨日私に情報をくれた時にクレマチスの講習会を申し込んだとかで来られたそうです~行動派やなあ~~
ま、そんなこんなで結局買ったのは
種で買って発芽に2度失敗したイエローのフェチダスのみ。
グリーンのは種で買うことに。。
ここで花友さんとも別れ~
ウキウキで家路につくことになり
ぽかぽか陽気で相方共々お出かけ満喫したのでありました
ぁ。。。黒のリップが入ったグリーンのヘレボラス
買っておけば良かったかな。。。
っと思いながら
本日メインの佳水園
に行く前に
少し離れた茶室 可楽庵もあります
茶室なのですが宿泊も可能だそうです
このお茶室も佳水園とともに
建てられてますが
きれいですよね
村野氏設計の和風では
この屋根の薄さが特徴的です
細い材料を使って
重々しい感じでなく
スッキリ軽やかな感じが表現されてます
この細い木、随所に使われている竹も細いだけではなく始まりと終わりで経が大きく変わらないものを使用しているのですよ。これだけの長さを使用するとなれば木であったときは更に高くないといけませんよね?でも途中で曲もありませんよね?自然のものでここまで揃える。それも凄いことです。
それではメインの佳水園へ
正面の門はこちらです
ホテルからだと裏口からになりますが
こちらをくぐって入って欲しいです
ぁ、ちなみに
こちらで結婚式を挙げられる方
和装のお写真は佳水園で撮るそうですよ
うらやましい~~
門をくぐると
きれいなお庭が見えまして
中庭を挟んで
奥の建物が見えます
中庭は今は芝が茶色ですが
春は緑がきれいに色づき
瓢箪と盃の形が表れます
それにしても
数寄屋造りの屋根がきれいです
中庭を正面にした入り口がこちら
大きな引き戸です
この左側の面格子
そして
全面の幅を使った引き戸
これを内側から見ると
こちらです
非常用の照明が残念ですが
正面に先ほど面格子があった窓
障子が綺麗です
中庭からの日差しが入り込む
玄関です
障子は四角い格子だけじゃない
でもね、これだけの面を細い格子で障子を作るとなると
曲がる反る を大いに強調して建具屋さんは嫌うのです
でもね~ここ、反ってないし曲がってないです。格子だけでなく和紙も特徴があるのです。
ピンと張られた和紙。選ばれた材料に選ばれた職人さんがあってこそ、このデザインが完成するのですよね
内部の建具や衝立はこれでもか!ってくらいデザインされております
以前来た時は入ることが出来なかったのに~
実際に見ることが出来て良かった
木の手摺と言い~照明と言い~村野氏のデザインをヒシヒシと感じます
この廊下の窓も。
今でこそ普通な内側と外側がつながったようなデザイン。木の建具なのです。でも水仕舞いは計算されてます。何度も書きますが1959年の建物です。
ぁ、そうそう
至る所に日本画や書が飾られているのですが
ふと目にとまった書
私がちびっ子の頃に習字を習っていた先生の名がありました。
先生と気軽に呼べないような方に近所なので習っていた
一応相方に自慢してみたけども
「せやのに上手く書けへんねんや」
って返って来て撃沈。。。。言わなければ良かった シクシク
話し戻って
こちら
ダウンライトの照明カバーも
和紙です
聚楽壁の角が欠けないよう
竹が入っているのも
こういったデザインされた
木の面格子
はめ込んで固定されてますが
ある部分を外せば
ガラスを掃除することも可能
機能、メンテナンスを考えたデザイン
なんですよ
で、
こちらが
元は通用口だった入り口
ホテルからはこの入り口が近いので
ここに泊まられている方は
使われてますが
正面から出入りして欲しいなあ~
なんて思ってしまう
私です
そそそ、
ここに来たらば、お隣の野鳥の森に登って佳水園を見て欲しいですよね
この何層にも重なる屋根と勾配があるからこそ
入り口から入った時に重さを感じないのですよね
ここだけで
かれこれ何時間居てたんでしょうか
相方が納得したので
これにて終了
ちなみに
私の忍ばせたメモ書きの地へ
行けそうなので
ご飯もパスして(もちろん昼食)移動となりました
佳水園には宿泊可能です
京都に来たらここでゆっくり
ってのも良いかもです
都ホテルの駐車場に車を止め
荷物用意~
相方はカメラだけもってウロウロ
ウェスティン都ホテル京都
村野藤吾氏が設計し、都ホテル京都の和風別館である佳水園が出来たのが1959年
都ホテル新館が出来たのが1960年
なので
もうかれこれ50年
フロントやホール、ウエディング部門は改装されて新しいですが
至る所以前のままの姿を見ることが出来ます
外観で見られる
こういった
地面から生えて出てきたような
そんな塀も
50年前のまま
って事です
で、
ええ~っと
ここは何階の出入り口にあたるんだっけ~
っと案内板を見、今どの辺りか
ホテルのフロントはどこか
を確認・・・・
と笑いながら呼ぶ相方
指さす手摺
良く見かける
一見何の変哲もない階段
と
何の変哲もない手摺なんです
が
解ります?
めっちゃがんばってはるんですよ
ここ
このカーブになっている辺り
手摺がとぎれず
そしてつなぎ目のない
カーブ
砂を噛まして曲げる技
最近はどこかでぷつんと切れてたり
つなげている部分をカバーしたりと色々されてます
膨張するからって事で途中切ったりするんですが、言っちゃえば
ここまできれいに仕上げられる職人さんが少ないのと
思った以上に費用がかかるから が大きんじゃないでしょうか
この手摺だと手を介しながら何のためらいもなく上の階に上れるんですよ
切れている部分に袖を引っかけたりすることもなくです。
手摺を伝って階段を上ると解ります
この大理石はどれだけの石の中から選んだのか?って言う程きれいな表面
色もまだらになってない
この照明も村野氏の形です
しなやかな螺旋階段
こんな
何気なく見上げた
手摺も
デザインされてるんですよ
50年前に
当時、照明も手摺も既製品がイマイチな時代
設計者は細かい部分まで設計しました
商品化されているものもあるんですよ
当時だから出来た事でもあるかもしれません
では目指す佳水園へ
長いのでひとまず休憩
次に行った場所は
宝ヶ池
ここにあるプリンスホテルも
相方がこよなく愛す村野藤吾氏設計のホテルです
何度も来ているのですが
今日はお天気が良いし~行って朝食でも
メインはカメラ片手に撮影なんですがね
で、到着したらばいつもよりましてバスに車に大渋滞
駐車場も満車・・・路駐もされていてスタッフも大忙し
「何か催しがあるんちゃぅ?結婚式にしては男性陣が多すぎやろ~」
「こんなところで待っててもしゃないし~諦めて佳水園行こう」
「はい?」
「都ホテル」
「あの・・・かなり下がりますが・・・」
「大丈夫!時間はある」
「ホテルの名前でナビ出来るで!」
・・・・・
私的に御所の横の「とらや」に行こうかと思ってたけども
内藤氏設計の「とらや」・・・は今回無しやな。と、ここで諦める
相方が都ホテルを選ぶ、この佳水園行きとなれば
きっと朝食が昼食やな・・・
案の定ここも結婚式だけでなく他にイベントも多い
なので人も多い
が~相方ウキウキ
何せ代表的な村野藤吾氏の作品である佳水園
もちろん設計図集や写真集も持っている
私が行って写真に写した当初は茶室としてしか使用されておらず
こっそり行ってこっそり写真におさめていた
その写真を見ていた。
私以上に見ていた。
そんなに行きたかったんか。。。
今の名前は
ウェスティン都ホテル京都
京都東山区三条にあります
坂道を登ったところにあります
このスロープを見たら
村野氏の独特の手法
だと解る
宝ヶ池にも見ることが出来ます
石を塗り固めている
そんなスロープ
この
お山の背景に
屋根が折り重なるような
そんな形も独特
下からの見上げのことも
考えて作られているんですよね
ぁ、言っておきますが
相方の視線での写真です
どんだけ撮したんやってほどありますが
全体像や正面玄関等はホテルのHPでご覧下さいませ
ウェスティン都ホテル京都
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