[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
秋深まり
朝晩グッと冷え込み
紅葉が始まった奈良
出勤する人に紛れながら向かった先は
奈良国立博物館の第63回正倉院展
私達が奈良に着いたのがちょうど9時前
開館時間が9:00からなのですが
正倉院展に向かう人達は何故か早足・・・・
中にはすっころぶ人まで・・・
確かに正倉院展はすんごい人気で土日祝日は長蛇の列
平日ですら並ばないと入れませんが・・
うちら夫婦は待つ事を覚悟で来ているのでのんびり向かいました
朝早いので
まだのんびりムードの鹿さん
先月に角切りがあったので
オス鹿は角無しです
これしておかないと発情時期に
興奮して危害を加えちゃうのですよ
ぁ、でも~怒らすようなことしたら
かまれちゃうからね
ちなみに
なでさせてくれますょ
目的の正倉院展は奈良国立博物館で行われます
毎年この時期だけは奈良に大勢の観光客が押し寄せます
正倉院展で待ち時間1時間もザラですが~平日はそんなに待ち時間はありません
見に来るなら平日をオススメします
で、どんだけ並ぶかって言うと
左の 黒い屋根の下が 入り口
で。
ズーーっと~~ 建物下に並んでいる人が見えますかね?
えっと~~ これが確か・・ 3列だったかな~
でですね
横長の建物なんですが、 ズーーっと並びましてね
右奥に見える茶色の屋根がありますよね、 その下まで列が伸び~
ってのが平日10時半くらいの状況です
日祝日はこの状態が9時時点だと考えてもらった方がいいです。で、茶色い屋根の下で入りきらなかった人は芝生におかれた白いテントの下で待つ事になります。
私は9時過ぎに到着で建物の下の列にいましたが~待ち時間無しで入場出来ました。
スムーズに入りたい方はまず~入場券は前売りとかで先に買っておく、出来れば平日にいく、平日でも朝早くか夕方4時くらいに行くと入りやすいです
で、閉館1時間半前だとお安く入場出来ますょ
今回、奈良に住んでいて一度は行っておくべきだろうと思い、チケット応募したらすんなり招待状が送られてきたので行く事にしました。相方と一緒にです。興味なさげでしたが~この後に東大寺ミュージアムに行くという条件着きで行ってくれる事になりました。。。。
今回は琵琶も螺鈿の装飾品もない為~相方曰く「地味」なのですが、、、ミュージアム系に行くようになって見慣れてきたのかいつもよりじっくり展示品を見てくれ~こちらも助かりました
よく新聞に取り上げられていた 黄熟香(香木) 「蘭奢待(らんじゃたい)」
あの足利義政、織田信長が切り取った跡が残るって言われてます。そして明治天皇が切り取った部分も結構大きいのですよ。この香木が保管記録に載ったのが1193年、今年展示されるときにも香りがしていたと書いてますから~800年以上も前の香木でも香り続けているって事に驚きました。
そそそ、蘭奢待ってのは「東大寺」って隠し文字になっているんすね
後~金銀鈿荘唐大刀(きんぎんでんそうのからたち)や碧地金銀絵箱(へきじきんぎんえのはこ)
等が紹介されていたしポスターにも出ていたのですんごい取り囲んでみんな見ていました
けども~
個人的に気になった宝物おば書いておきます
鉄三鈷にそれを納めていた素木三鈷箱
狂いもせずピッタリ収まる箱~しっかり仕事してますって感じですね
三鈷ってのは密教で使われている仏具にあたる物で~仏像さんが手にしていたりしますょ
沈香末塗経筒(巻物を入れておいた筒)
この装飾にマメ科の植物の種と丁字の蕾が使われているんですね
で、この丁字の蕾ってのが気になってしょうがなかったんですよね。丁字とあってもチョウジソウではないんすよ~でもどっかで見た事ある形。。。調べたら丁字ってのは(Syzygium aromaticam)フトモモ科の植物で花の蕾を乾燥させた物~解りやすく言えばクローブです。
ツヤツヤの種と香りのする蕾で装飾を施しているって~洒落てるよねぇ~
紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)
象牙に彩色して撥ね彫りで装飾していく技法が使われているんだそうで
とっても綺麗に赤と金色が残ってました
鹿さんの模様は見えずらくなってますが、キツネや虎は十分見る事が出来ます
斑犀把漆鞘銀漆荘刀子(はんさいのつかうるしのさやぎんうるしそうのとうす)
この舌かみそうな長っな名前が付いてますが
刀子(とうす)ってのは 小刀で、当時は木管に字を書いてたわけで~木管を削ったり、消しゴムがないので刃ですりけしたりしてたようです。
この鞘の色がとっても綺麗なんですよ~鼈甲のようなツヤがあったのです
これには相方も「これは綺麗!」っと絶賛
一通り見て1時間半
ゆっくりじっくり見る人なら2時間はかかるかもね
音声ガイド(500円)もあります
会場出口で日付のスタンプを押してもらっておけば当日でしたら再入場可能です。
お土産が荷物になるから帰りに買いたい~て方はこのスタンプを押してもらっておけば~出口からすんなり入れてもらえます
そうそう~国立博物館と仏像館は地下でつながっています
地下通路にはお土産も売ってますし喫茶店もあります
小綺麗なトイレを利用したければここへどうぞ
この通路は無料で入れます
お土産コーナーには奈良グッズの他~奈良の地場産業品も売っています
ちょいと有名な手ぬぐい、布巾もあります
そして、国産シェア90%以上を誇る茶道具のお茶筅にお茶杓もおいてます
興味のある方は御覧くださいませませ(^^)
COMMENT
ほほう~知りませんでした~西の正倉院ね!
で、早速検索しました(^^)うふうふ。今見ている正倉院の形の設計図って事なんすね~
門外不出やったんですか!しらなんだ。
んとね、正倉院は北倉と南倉の双倉だったんだけどね、作り始めたときに真ん中くっつけたって言われてるだよ。なので両端が校倉造りだけど真ん中は板倉なんですね。ンでもって中はつながってないのね。図面にはどう描いてあるんだろう?気になるにゃ~唐招提寺に校倉造りの建物(経蔵と宝蔵)がありますが、元々はその様な形だったと言われてます。これは相方からの受け売り(^^;)
COMMENT FORM
TRACKBACK
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
無題
たまちゃん、こんにちは。
正倉院展に行って来たのですね~
西の正倉院ってしってますか?
私の故郷に正倉院とまったく創り方も同じ物があります。
門外不出の設計図で作られた物です。
私がここで知ったかぶりで話しても検索するとすぐに違うじゃんって言われそうなので検索して頂戴!!笑い~
EIKO 2011/11/11 13:37 EDIT RES