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えっと~
展示品の写真がないのですが
展示品は毎回代わっているので
毎年来ても違うものが見れたりします
ごめんね・・・部分的な写真しかなくって
で、メインの紫宸殿~
化粧垂木の木口に漆喰が塗られ
豪華です
この正面には
有名な「右近の橘、左近の桜」があります
身近なもので言えばですね
御雛飾りを思い出してください
向かって左側にみかんの木が
右側に桜の木があるでしょう??
思い出せましたでしょうか?
それです
↑このちろっと見えている葉っぱが左近の桜の葉です
紫宸殿の屋根は特徴あって
庇が2段に伸びている感じです
これをですね「しころ屋根」って言います
豪華さを表現しているです
「しころ」って言うのは
兜の首を守る部分、段々になっている部分
えっと~剣道の面で言えば~首辺りに
ぺろんと跳ねた部分ありますよね
それ~「しころ」ですね
形状からついた名前だと思うです
ぁ、ちなみに
ここにちろ~っと見えている葉が
左近の橘です
古木になっているのですが、保護されております
紫宸殿の屋根の豪華さが解るように
こちら
上の屋根と比べてみてください
庇の下にある垂木
化粧垂木が有るか無いか
広い大空間に招かれた客が下から見上げた時の
その重厚な感覚
重要な儀式が行われる場所ってのを
肌で感じれる場所です
建物から感じ取れるものがありますょ
御所内でも格式の差によってずいぶん仕様が異なるんですよ
同じような建物が並んでいる様に見えがちですがね
障子紙の貼り方にも違いがあります
その辺りも見て欲しいなあ~
紫宸殿を過ぎると清涼殿があります
こちらは天皇の日常生活の場として使った建物です
この辺り~檜皮葺の屋根が傷んでおり丁度修復中でした
紫宸殿の裏側に辺り静かな空間です
お次は小御所です
向かいは建物よりも広い御池庭です
もみじが紅葉して綺麗でしたが入ることは出来ません
敷石の配置も良い感じなのですょ
小御所は元服などの儀式や将軍、諸侯と対面する場でもあり
今までとは違う雰囲気です
襖絵も色彩豊かです
この青がとても綺麗です
引手金物も釘隠の金物も
装飾されてるです
で、
回廊でつながる隣の御学問所との間には
蹴鞠の庭があります
こちらが御学問所
手前が蹴鞠の庭
上手でないと建物内に鞠が入っちゃいそう~
ここはとっても明るく
賑やかであっただろうと思える場所です
ここまでの建物(春興殿以外)回廊でつながっているのです
次の拝観建物は塀の向こう側~別棟です
御常御殿は直ぐ隣なので御池庭とつながる御内庭もあります
御常御殿は天皇が住まいとしていた場所
塀を隔てるだけで落ち着いた感じがしました
木の戸襖には
花が描かれてあったり、雅楽を題材に描かれてあったりと
とっても綺麗なんですよ
御内庭は浅いけども流れのある川があり茶室などもあります
石で囲まれた小さい花壇があったりするんですが
皆さん見られてますか??ね??
ここから奥には入れませんが
奥には御花御殿があります
花を題材にされるだけあり
ここのお庭には
色々な木々が植えられております
季節で楽しめるようになっているのでしょう
御三間と御常御殿
空があり屋根、松
帰り際に振り返って見てください
この景色が見れます
そして
こちら冠木門(かぶきもん)の扉
皆さん素通りなんですが
こういった門扉の意匠も
実は良いお勉強になります
部分を細かく見たり、建物を大きく遠目から見たり
角度を変えて同じ建物を見ることはとっても重要です
平面を立体として見る事が自然と出来るようになるんですね
別に拘って見ている分けでもないのですが
自然とそう歩いてみている感じがするこの頃
観光で来られた方には「何を撮っているの?」と聞かれたり~
「なんでこんな所で止まって写真撮ってんのょ~邪魔やねん」って言われたりしますが
そんな人を見つけたら、そ~っと構わずに通り過ごしてあげてくだせぇ
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