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と聞けば何を思い出すでしょう~
宝物?校倉造り?ン~~~教科書あたり・・・かな~
東大寺の大仏殿手前に正倉院があります
そのうちの正倉がただいま大規模な工事中なんですよ
東大寺の正倉(宝庫)は1箇所だけでなく数カ所に別れあったのですが
正倉がまとまってあった一郭を正倉院って呼ばれていて
当時祖姿そのままに残っていた1棟が今の正倉院宝庫なんですね
正倉の事を正倉院って呼ばれてるんですが
正しくは正倉院の正倉
ま、細かい話しはおいといて
奈良にあるお寺さんで本堂や講堂が工事にはいると
工事中、一般公開される事があります
これは安全性もふまえた上で決まる事ですが
こういった公開は建築を知る上で良い機会だと思います
あまり大々的に公表してはいませんが
行く機会があれば
木造建築の良さ、または当時の人が駆使した構造の検討を見て欲しい
って思います
で、
今回は
正倉院の正倉整備工事見学会第3回に参加したときの模様です
東大寺二月堂で行われる修二会、お水取りが終わった頃
東大寺手前の正倉院で見学会がありましたのどかやね~
奥に見えるのが大仏殿
正倉には素屋根がかかっているので全貌は写真に写せません
が、普段はいる事の出来ない床下や内部の様子を見る事が出来ました規模が大きいので写真だと解りづらいのですが
柱と土台を間近で見る事が出来ます
校倉 各部材が大きいです
内側から補強工事が行われています
ぁ、ちなみに宝物は2つの宝庫に別れて保存されているので
正倉の中にはありません(^^;)
補強された部分は写真パネルで説明もされています
実際補強箇所の近くにパネル展示もあって解りやすいです
これとは別にパネルで補強工事に関しての説明もされています
今までの現場公開では一番わかりやすい展示方法だったと思います
ニュースに取り上げられていたのは
今回、全ての瓦を降ろした事で使用されていた瓦の年代が解った事でした
パネルでも説明されていましたが
奈良時代の平瓦が残っていた事が解り、実際(右側)に見る事が出来ました
ここ、展示されているところはですね実際の屋根面に置いてあるのですよ
屋根の下地になる部分もかなり修復されていました
パネルでの説明が解るように
部材に名札が着いてあります
そそ、建築を学んでいると教科書にこんな図示が出てきますよね
実際見て解りますので解りよいですよ(^^;)
で、
なぜこんな3月の話しをもちだしてきたのかというと
ただいま正倉院正倉整備工事第4回現場公開見学会の申し込み期間中だからです
今回は新しく瓦が葺きあがる途中経過を見る事が出来るようです
期限は迫った7月10日消印有効です
詳しくはこちら
宮内庁の申し込み要領を確認して下さいね
人数が多ければ抽選になりますが
滅多にない機会ですので足を運んでほしいものです
COMMENT
ちょっと小高い丘は古墳だとか~掘ったら遺跡でてくるぞ~的な場所に住んでいると不便も大いにありますが、こういう時は恵まれているかな~って思うにゃ
時間あるときにふらっと来て下さい(^^)ニコニコ
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無題
たしか 姫路城の屋根に葺き替えも・・・。
見たかったなあ~
いいなあ いろんなモノ見られて。
akko 2013/07/05 16:22 EDIT RES