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2024/03/29

若冲を見るために

昨年も若冲の展示があった時は数回通い
お目当ての作品の前でじーーーーっと見てました

今回も
MIHO MUSEUMにて 

2016年春季特別展

かざり ー 信仰と祭りのエネルギー -


が開催されてまして、
信楽のお山の中にある美術館に行ってきました

花ネタではないので、興味ある方だけ続きからどうぞ


若冲の「鳥獣花木図屏風」が展示されるよ
少しの期間だけ静岡県立美術館所蔵の『樹花鳥獣図屏風』も展示されるよ

っと
新年早々の美術館雑誌を見た相方から聞いたです
「またMIHOだよ」っと
MIHOで開催されると言うことは~~~
きっと期間展示で小出にくるな~っと予測
案の定~
若冲作品は期間中3回入れ替わるとな。
通いますよ~~3回は確実に(^^;

若冲の作品で関西でよくお目見えするのは掛け軸タイプのもの
そして墨絵
あまり色彩豊かな作品は出てこない
昨年の夏に同美術館で開催された
「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」
この時に色彩豊かな作品がドドンと集合
何度も作品を見に通いました
今回は東北の復興支援で展示されたエツコ&ジョー・プライスコレクションの
「鳥獣花木図屏風」だけでなく「虎図」、「紫陽花双鶏図」等も展示予定です

で、展示は仏教美術から始まります
仏具や寺院の祭典で使われる衣装や雅楽の楽器、舞楽面、、
仏像や曼荼羅図、このあたりは・・・
奈良在住の私からすれば、各お寺さんや
奈良国立博物館、仏像館、東大寺ミュージアム等
数度訪れていれば何度も見かけたもので特別感はありませんでしたが
重要文化財に指定されているのも多数ありました。
滋賀県にある寺院からの出展もたくさんありました。
祭りとして伝わっていく形状が奈良と違い派手やな~~っと(^^;
そそ、
僧侶さんも展示作品見入っておられましたよ

で、展示半ばにやっと出てくる若冲作品
今回の期間は屏風です
もう~~「鳥獣花木図屏風」にただただ見入ってました
そして鳥獣が可愛い。鳥の真正面なんてめちゃ可愛い
碁盤の目の升目に塗られた絵具は
べた塗りだけでなく正方形のグラデーションやドット、ライン・・
それを象を中心に空想上の動物麒麟や獅子、馬、鹿、驢馬、豹、鼬、ハリネズミか?あとは~
ええ~なんか面白おかしい動物もいたりして
鶏いっぱいの方は鳳凰を中心にオウムやオシドリ、鳩、鶏、雉、ウズラ、文鳥
あとは~~ガチョウ?この足のたくましい大きな鳥は誰だろう?もうワイワイ集まって楽しそう
とにかく綺麗で繊細で可愛く描かれた屏風でした

今回3/13までの展示となる『樹花鳥獣図屏風』も対面に展示されてました
こちらは~「鳥獣花木図屏風」よりくすんだ絵具ですが同じように碁盤の目に描かれてます
象の印象も鳳凰の印象も違いどちらかと言えば清ました感じ・・・
可愛い~愛嬌のある感じではないのです
鴛鴦いっぱい描かれているのですが、眼の部分は絵具をもったりさせてたり。。。
同じ人物が描いたんかな~~鹿の鹿の子模様も違うんよな~~
描かれている動物も異なりますが、主体となる位置は一緒
でもね~
見比べたら断然「鳥獣花木図屏風」の方にひきこまれてしまいます

興味のある方は13日まで対面で見比べることが出来ますので足を運ばれたらと思います
「鳥獣花木図屏風」の方は4/17日まで展示されていますよ





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2016/03/10 ぶらり旅 Comment(0)

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