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先日、薬師寺へ行ってきました
東西両塔特別公開が3月1日から20日開催されていました
ただ今、国宝指定の東塔が大修理中なので
これは行かねば!
って事で相方と行ってまいりました
薬師寺の北受付から入ると
いろんな梅が出迎えてくれました
甘酸っぱい香りを楽しみながら境内を進みますと鬼さん発見
鐘楼の上に居る鬼さん~ま、皆さん素通りですけどね
この鬼さん新しいな~
さささ、こちら大講堂
でっかいですよね~
建物が新しいのは再建だからです
ココには重要文化財の彌勒三尊像と国宝の仏足石・仏足跡歌碑が安置されてますが~
あとに行くとして
この大講堂から振り返ると
西塔、金堂、東塔が建っているんです
が、
ここで余談
各建物が大きいので境内の隅々まで移動して写真におさめるという・・・
実際早足で移動~
建物は優美なのに毎回優美でない自分。。
建物メインなのでなるべく人は撮さないでおこうって
ズーーーーっとその場に立ちつくす事もしばしば
部分的に材を撮している時は観光に来た人からは
「何かあるの?」的な視線を感じるです
ちなみに、相方は更に歩いて裏側から撮影したりしてるので
きっと怪しい人に見られているに違いない
そんな話しはおいといて
本題へ
薬師寺には昭和の時代になって再建された建物があります
金堂、西塔、中門、回廊(一部)、そして平成に入って大講堂が復興されました
ここに有名な宮大工の西岡氏が携わってきたのです
その中の西塔昭和56年に復興されました
大学で建築を志していた方は何処かで教わったのではないでしょうか
西岡常一 氏
法隆寺や薬師寺でこの方の名前を聞かない事はありませんね
西岡氏は平成7年に亡くなられましたが、その功績は大きなものです
その西岡氏が白鳳時代から残る東塔を元にして復元していった西塔に金堂、中門
西岡氏が依頼を受けたときは東塔しかなかったんだ。。と思うと
その偉大さが更に感じ取れるんではないでしょうか?
回廊はまだぐるっと回ってないのですがだんだん出来てきてます金堂
この金堂の中には国宝の薬師三尊像が安置されています
とっても優しいお顔で自然に手を合わせてしまう感じです
で、
今回みたかった東塔の姿はこちら修復中です
これ、素屋根って言います
東塔をスッポリ覆う仮設建物です
この中で瓦を外し解体していくんですよ
この素屋根、東塔の建つ位置が回廊から近かった為に
曳家(ひきや)で今の位置に持ってきたんですょ~~
すんごい事なんですょ!この素屋根だって工事費的にもすごいです(^^;)
最初の調査の時はぇ?これ?的な足場しかなかったのに
さすがは国宝を修復する現場だけありますね
建物全ての部材がそろっての国宝なので慎重な工事です
瓦を降ろすのも丹念な作業ですし、滅多に出来ない作業ですので
参考資料とする調査においても良い機会なのです
知られていなかった事が何か解るかもしれません
今回は仏舎利が納められていた芯柱の最上部の写真と
年代別の鬼瓦が展示されておりました
今回、初層だけの公開でしたので足場にはのる事が出来ませんでしたが~
芯柱の立派な大きさが解りました
工事が進むにつれ又公開されるかもしれませんので
興味のある方はお見逃し無いように
そそそ、
回廊の東側に
奥にひっそりたたずむ東院堂こちらも国宝
忘れられがちですがここも中に入って見る事が出来ます
東院堂から中門から南門の方へ歩いていくと
讃良(さらら)椿が咲いていました
その場所からみると奥に西塔
中門から続く回廊
修復後の姿が待ち遠し
薬師寺は玄奘三蔵院伽藍の方で平山郁夫氏の壁画をみる事が出来ます
そちらの境内でも梅が咲いてましたが
ここには薄墨桜の立派な木があります
開花時期には綺麗でしょうねえ~~
来週あたりは咲いているでしょうか
私が行ったときはまだまだ蕾でした
薬師寺の北には唐招提寺があり
私達は唐招提寺の駐車場に車を止め
ぶらぶら散策をしていたわけです
これからの時期、良いお天気の時に
古の時にふれるのも良いのではないでしょうか?
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